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「山下(チキン)」

どうも。
「かなしい幸せ」でノブくんこと
高山役をやらせて頂いた
山下です。

今更ですが、
「かなしい幸せ」をご観劇頂いた皆様、
誠にありがとうございました!
会場までの道のりもわかりにくい、
椅子の座り心地も悪い、
狭い空間、
本番中はトイレにも行けない、
などの様々な障壁がある中
観劇頂いたのは本当に
ありがたいことであります。

さて、今回はですね、
上で述べましたとおり
非常に狭い空間でありました。
お客さんとの距離はほぼなかった
ようなものですので
非常に斬新な舞台でした。
客席と舞台の境界線もなく、
客席も含めて舞台。でしたね。
まあそんな中、
あの個性豊かな高山さん
をやらせて頂いたのですが、
いやー、楽しかったですね。
もう気持ちよくなりすぎて
お客さんとの温度差を
痛烈に感じておりました笑
まあそれでも
周囲を気にせず突っ走るのが
高山という男ですから、
お客さんの温度が低かろうが
スベリまくろうが
そんなの知ったこっちゃありません。
すべる度に
「おれは高山だから気にしなくていい」
と何度言い聞かせたでしょう。
もうね、鉄のハートですよ。

でもお芝居って不思議なものですね。
素の僕は
とてもチキンなんです。
ヤンキー怖いし笑
小学校の頃とか授業中
みんな手を上げて発表とか
してたじゃないですか。
あんなのも緊張しいで全くできなかったんです。
人の目を惹くのが本当に嫌で。
だから人前で笑いを取りに行くなんて
とてもできない。
クラスの人気者に憧れるものの
そんなことできない自分がいる。
お笑い芸人さんとか絶対なれないと思います。
ましてや高山のような言動、行動なんて
とんでもないですよ。
しかし、これがお芝居だとできるんです。
役者こそ人前に出ることなのに。
「高山という役」
だったらできるんです。
お笑い芸人さんでも
「お笑い芸人さんの役」
だったら僕は全然こなせるでしょう。
究極のチキンだからこそ
ぼくは役者という職業に就きたい
と思うのかもしれません笑
でも今回通してそう思いましたね。


 日頃から
「これは役なんだ」と思えば
色々な事できるんでしょうけどねー
まあ、そう思うことができないから
困ってるんですよね笑



以上!

高山役の山下大貴でした!










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『かなしいしあわせ』の音響

こんにちは、音響の中茂です。

公演ラッシュ①『かなしいしあわせ』は、シゲキバという我々にとって初めての小屋で、10回も公演があり、役者もスタッフさんも大変だったと思います。
・・・なぜ、他人事みたいに言っているかというと、実は、今回は、私、音響オペをやっていないので、初日が開けてしまえば、あとはのんびり見てるだけで、なかなか気楽なもんでした。^^;
とはいえ、やはり仕込みは大変でした。最近のHallBrothersは、あちこちにスピーカーやサンプラーを仕込んでいます。今回もそうなんですが、慣れない小屋でできる限りの工夫を凝らしました。

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舞台袖の役者の待機場所ですが、ここは、カフェの入り口という設定なので、役者が出入りするときは、自らサンプラーを押して、カランコロンカラン・・・という音を鳴らしています。役者自身が音を鳴らすことで、音響オペはとっても楽ちん、今から行くぞ!という役者の気持ちを高めることができます。

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お洒落なカウンターの裏は、こんな感じになっています。おや、このサンプラーは何でしょう?
IMG_0026.jpg
こんなところにも、スピーカーが!
このスピーカーはBOSE101というもので、舞台上にスピーカーを仕込むのにとっても便利なんですが、もう生産中止なんです・・・残念。ぎりぎり買っておいてよかった。
このスピーカーを初めて使ったのは、今回の『かなしいしあわせ』の元になった公演『65%悲劇』のときでした。ぽんプラザホールのバトン(舞台の上にある機材を吊り下げる棒)に吊り下げて、雨の音を鳴らしたのが最初です。それ以来、HallBrothersの舞台に欠かせないスピーカーになっています。

それでは、また~

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さよなら英理子さん

萩原です。
順番回ってくるの遅かったんで、いまさら・・・という感じもしますが、
ご来場ありがとうございました(^-^)

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↑私にとっても英理子にとっても重要な小道具でした

4年振りに英理子という役をやって、なんというか、すっきりしたというか、
消化できたというか、当時のモヤモヤは解消できた気がしてありがたいことです。
当時は消化不良のまま終わったところがあったんで・・・(^_^;)

英理子は多少、自分に近いこともあってか難しい役でした。

実はもともと映画が好きで、大学のころ、映画研究部なぞに入って映画を作って
いたりしたのですよ(笑)

なので、夢破れ挫折した部分は英理子と一緒で、今回はその当時の後輩が観に来て
くれたのもあり、なんだか気恥ずかしい部分もありました(>_<)

でも、そういうのも全部含めて消化できたよかったです。
消化じゃなくて、昇華といった方がいいですかね。

10回も本番やるってのも久しぶりで(2007年のロングランシアター以来ですね)、
お客さんにはわからないかもしれないけど、本番中に自分の中ではいろいろ試して、
英理子という役に向き合い、日々、変化していきました。
そういうのも、英理子を成仏(笑)させる上ではよかったのかもしれません。

久しぶりといえば、ぽんプラザホールのような公共ホール以外の場所でやるのも
久しぶりで(10年振りくらい?もっと?)、刺激的でした。

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「ここは本物のカフェですか?」と何人ものお客さんに聞かれて嬉しかったです。カフェではないんですよ。

お客さんとの距離が近いこともさることながら、照明の関係でお客さんの表情の一つ一つまで
はっきり見えて、ある意味、お客さんとの一体感は最高、でも、逆に一挙一動が気になってしまい、
集中力を鍛えられました(笑)

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こんな場所で(ほぼ)初舞台の日巻!大変だったでしょう。意外と落ち着いていたさっチャン。もっとテンパルかと思ってた・・・

いつもの公共ホールとは違った刺激的な場所で、まさにシゲキバ(笑)
いい経験になりました。
私はシゲキバ好きなので、また使ってみたいです(^◇^)

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↑素敵な装置を作ってくれた二人。役者としてもいい味出してくれました。

さ、

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次は公演ラッシュ②夏です。

いつものぽんプラザホールに戻りますが、芝居はいつもとはちょっと違うみたいです。
舞台装置は何もなく、役者の肉体で表現するとか。
時間も場所もどんどん変わっていくとか。
どんな感じになるんでしょう。
今週の水曜日から稽古が始まるので楽しみです♪

次回は7月4日(金)~8日(火)
詳細は後日発表いたしますので、お楽しみに(^O^)/

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☆耐久戦☆



こんにちは!
ヤナギくんにつづき、風邪っぴきのサコです。

『かなしいしあわせ』も終了しまして、ご来場いただいた皆さま本当にありがとうございました。

会場がわからず周辺でウロウロしてしまった方。本当に申し訳ありません。

初めての会場シゲキバ。

本当にカフェがあると思われて会場を後にされた方もいらっしゃったみたいで、嬉しいですね。


さてさて、ココからは、ウラのお話になるのですが、実はサコ、狭いところが大の苦手。
閉鎖された空間がダメなんですよね。ドラえもんが押し入れで寝てるのとか考えられない。
隅っこが好きって心境がわからない…


今回待機する場所は、水回りスペースの本当にわずかな空間でした。

初めて待機場所をみた時、『また劇団員が冗談言ってるんだろう 』ってうたがったくらいです。

小屋入りの日は、吐き気とめまいに襲われながら、早くこの待機場から出たい~。早く自分の出番こないかな!って思ったくらいです。
2人入って狭いなって感じるところに7~8人待機して、満員電車並みの状態で着替えていました。


しかし…人間、慣れるもので千秋楽にはこの狭いところに入って衣裳担当なので、アイロン作業やれるくらいになってました。(笑)


さて、写真をみてわかるように、今回は、ベラビスタのエプロンは、サコの手作りです!

リサも、リクもとても似合っていてほっとしました!


そんな感じのサコなのでした!




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「夏草や兵どもが夢の跡」

日巻です!終わりましたね。とうとう終わっちゃったんですね・・・自分の初舞台・・・。感慨深いものです!

さてタイトルの意味、かの松尾芭蕉がつぶやいた俳句、「夏草や兵どもが夢の跡」

「優れた忠義な家来たちが高館にこもり功名を競ったが、それも一時の夢と消え、今では草が生い茂るばかりだ。」

ちょっと意味は違いますが、前回のあさみさんが上げてくれた、素のシゲキバを見てふと思いました。

今回、シゲキバというとてもお客様と距離の近い舞台に立たせて頂き、非常に勉強になりました。

他の役者のようにお客様の温度を生で感じるとまでは、緊張もあり達しませんでしたが、これが舞台か!との
事で自分の中での、経験値の一部になったと自負しております。

さて、稽古から小屋入り、本番までと自分のものに出来なかったりで、何度か挫折しかけましたが
いざ終わってみると、「あ、後3回はやりたいなぁ・・」何か欲が出てます(笑

僕も、少しでも舞台人になれたのでしょうか(微笑

そしてこれまた、仕事からの帰宅中に感慨にふけってると、ふと

「あ、そういえば俺9年越しの千秋楽を終えたんやん」

って何か1人で笑ってました(笑

以前のLILACでは2ステージ目に丁度西方沖地震にあい、当時ぽんプラザでの公演だったんですが
市内のホールというか、色んなお店が軒並み閉まって、あえなく公演は中止。

その後、個人的な理由から劇団を離れ、劇団関係なども何もせずまま今に至るとの
事で約9年越しの千秋楽を終えたと言う訳です

個人的には、9年ぶりの呪いから覚めたみたいな感じで、若干肩が軽いです(爆笑

ま、でも僕的にはやっと役者人生のスタートに立てたかな?って感じですね。

例えるなら、演劇界というディズニーランド級の巨大テーマパークが見える町の
入り口にやっと立てたのかな?って感じですかね(笑

何とか、テーマパークの入り口にまで立てるように頑張ります!!

はい、分かりにくい例えはさておき、今回公演ラッシュ①が終わりましたが、
①があれば当然②もあるわけです。

そしてラッシュと名が付いてる以上、③もあり、なんと今年は④もあるわけです!
なんてったって、我がHallBrothers15周年ですからねっ(`・ω・´)キリッ

なので、春が終わり夏公演があります!次回は体を動かす事を中心としたお芝居です!
僕としては4回目の舞台です。体力つけんといかんですなぁ!!(誰 次回もお楽しみに!!



さて、まだ終わりではありませんよ~!先程4回目の舞台と言いましたね~

そうです!!!私今回客演で、WET BLANKETさんのお芝居「新・幕末純情伝」に出演が決定いたしました!
我が公演が終わったばかりですが、現在目下そちらの稽古でてんやわんやでございます!

ですが、依頼を頂いた以上プロなので、しっかりこなします。依頼されたら、それ以上で出す・・倍返しだっ!(古

あ、僕なんかカッコイイ事言いませんでした~?使って良いですよ~、今のフレーズ!(某高山(笑

公演情報です!

「新・幕末純情伝」

脚本 つかこうへい
演出 大串到生

2014年5月24日(土) 13:00~
2014年5月24日(土) 16:00~

全二回公演
※開場は開演の30分前
※上演時間:120分程度

前売 1,500円  当日 2,300円
高校生以下 1,000円

我が劇団とはテイストが違い、つかこうへい先生の作品です。
劇中にもありますが、正に「歌って踊って人を斬る」といった
エンターテイメントな作品です。

皆様も是非足をお運び頂けると幸いです!

さて、非常に長くなったのでこの辺で・・・・

またお会いしましょう!!!!

プロフィール

劇団HallBrothers

Author:劇団HallBrothers
2022年9月@ぽんプラザホール。
『300坪』終了しました!

次回公演は2022年12月!
『だめな大人』を上演します!

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