
どうも。幸田です。
昨日は週一回の基礎練習の日でした。
そして、先日誕生日を迎えた山Pに、劇団員たちからサプライズケーキをプレゼントしました。

↑ろうそくに火をつけ、山Pが入ってくるのをこっそり待ち構えました。
山Pが来るよりも早く劇団員たちが集合すればよかったんですが、この日に限って、早い時間に顔を出した山P。
しょうがなくヤナギがヘタな嘘をついて山Pを稽古場から連れ出し、全員そろってから呼び入れて、サプライズを演出しました。
山Pも喜んでくれ、よかったです。誕生日おめでとう!
さて。
のんきに誕生会をやっているHallBrothersの面々ですが、もちろんその後は稽古しましたよ。
今は作品づくりに向けての稽古、に向けての基礎練習期間。
A もし、イヤって言ったら?
B それは困るな。
なんて簡単なセリフを使って、基礎的なことを稽古しています。
どんなことをやっているか簡潔に説明しますと、上記のセリフをいろんなニュアンスで言ってみるのです。
たとえば、ふざけて、怒って、真剣に、困って・・・など。
Aさんがふざけたニュアンスで「もし、イヤって言ったら?」といい、Bさんはそれに合わせて「それは困るな。」と言います。
Aさんが怒って「もし、イヤって言ったら?」と言ったら、Bさんはそれに合わせて「それは困るな。」と言います。
同じ「もし、イヤって言ったら?」という言葉であっても、ふざけたニュアンスと怒ったニュアンスでは違う言い方になりますし、それを受けるBさんの「それは困るな。」もまた違った言い方になります。
といった感じで、Aさんの様々な言い方の練習だけではなく、AさんとBさんの「会話」ということも意識した練習をしています。
更に、
A もし、イヤって言ったら?
B それは困るな。
A ○○○○○
B ○○○○○
といった感じで、○○○○○の部分をAさんとBさんに即興で創作してもらい、会話を続けていく、なんてこともやっています。
経験の浅い役者というのは、言葉のイメージにとらわれてしまって、「もし、イヤって言ったら?」だったら一つの言い方しかできない!なんてことに陥りがちです。
そうではなくて、言葉の裏にあるニュアンスが大事だよ、ということを意識させ、柔軟になるための練習をやっているのです。
そしてまた、同じ「ふざけた」とか「怒って」のニュアンスでも人それぞれ微妙に違ったりして、それもまた、見ていて面白い。
100人いれば100通りの「ふざけた」「怒った」があります。
「ふざけた」はこうだろう!と正解を決めつけてしまうのは危険なことで、それを防ぐ目的もあるのです。
現在はこういったことをコツコツやり、基礎力をアップしているところです。
これで次回作ではより素晴らしい演技が見れるようになる・・・とよいですけど。