幸田です。
過去公演を振り返る第三弾は「公演」というかなんというか、というこの4つ。
2020.5『わたし、病気なんです』(公演中止)
出演 山下大貴/唐島経祐/木村晴香/関口祐香/山中祐里/西田えりか/武藤康弘/宮﨑楓

まあ、コロナでね、中止になってしまったんですけど、一応、稽古もしていたし、チラシもまいていたのでとりあえず載せておきます。
うーん、タイトル好きだったし、「面白そうなテーマなので観に行きます!」という声も多数いただいていたんですけどね……
だったら、劇場公演がぽつぽつ再開されだしてから、すぐさま上演すればよかったじゃん、って感じですが、この出演者の半数はコロナ禍の中で演劇活動自体ができていないので。
もう一度やるとしたら、また今のメンバーに合わせて書き直してからかな、とも思います。僕は役者それぞれに当てて書くいわゆる「あて書き」なので、人が変わると全然違ったものになってしまうんですよね。
あ、ちなみに主演の予定だった山下君は現在YouTuberとして活動中で、タイにいます。
この間チャンネル登録が2000になったって配信してましたね。よければ観て、そしてチャンネル登録してあげてください。
木村晴香もYouTubeチャンネルやってますので、こちらもよければどうぞ。
コロナは日常を大きく変えてしまいましたよね。
コロナのせいで離れてしまったメンバーはもう戻ってくることはないかもしれません。演劇っていうのは一度離れちゃうとそのまま遠ざかってしまうというパターンが非常に多い。
まあ、それだけ生活に必要不可欠ではない、ということなのかもしれませんが(悲しい)
それでも僕はずっとここにいて、コツコツと芝居を作り続けようと思っています。
たとえ世界が変わっても俺は変わらないぜ、みたいな。あ、なんかちょっと恥ずかしいですね、こういうの(笑)
2020年はコロナで激震が走って、人生が大きく変わった人はたくさんいると思います。僕もそうなるんじゃないかと思っていたんですが、結局、なんだかんだ昨年も11月に『親がバカだから』を上演しているし、年の開けた2月には『題名のない演劇祭』でも上演しているし、あ、普通に芝居してるやん、という感じなんです。なので、大きく変わったけど変わってない。それは変えない、芝居で生きていくんだ、という意志があったからかもしれませんが。
まあ、そういうわけで、僕は創作意欲が枯れない限りは25年でも30年でも劇団を続けていくと思うので、メンバーもそうだし、お客さんも、離れていっても何年後かにふらっと戻ってきたら「あら、まだやってた。」みたいな感じになればいいな、と思っています。そしてまた関わってくれたら嬉しいですね。
2020.5『明日の同窓会』(オンライン)
出演 唐島経祐/山中祐里/山下大貴/関口祐香/木村晴香/西田えりか/武藤康弘/宮﨑楓/萩原あや

『わたし、病気なんです』が中止になってしまい、このまま何もしないのもなあ、ということで急遽Zoomで一作品作ることにしました。
まあ、バタバタ作ったのでアラが(笑)
タイトルがね、僕的にはあまり好きじゃない。あ、いや、タイトルそのものは悪くないなと思っているんですが、内容をうまいこと象徴していないんですよね。
いずれ書き直して、作り直したらいいかなと思っています。この時に比べたらZoomも使い慣れてるし、パソコンのスペックも上がってるし(笑)
そうなのです、この時持っていたパソコン(デスクトップ)があんまり性能よくないので、編集にも苦労しました。
Zoomで録画したものをAdobe Premiere proで編集しているんですが、タイトル入れるのもカクカクしやがって大変な難作業でした(笑)
この一年でパソコンとか配信とか周辺機器とか、随分詳しくなったものです。
そういう意味ではコロナさまさまというか、コロナがなければリモートで稽古することも動画編集することもなかったのかな、と思うといいきっかけにはなりました(いや、コロナは全然よくないですけど)
僕も初めて、メンバーももちろん初めてなので、短い期間で手探りながらなんとか形にした感じですね。
それでもチャレンジしてよかったと思います。
この時やっていたからこそ、オンラインコラボレーション演劇祭に迷いなく参加することができたし、僕個人のことで言えば、講師をしている九州ビジュアルアーツ俳優学科でもコロナ禍の中、Zoom演劇で公演やったりもしました。この経験がなかったら学生に対して何も発表の場を与えてやることもできずオロオロしていたのかな、と思うと、何事もチャレンジが大切だなと思います。
あと、作品の舞台が「海に近い駅」として有名な長崎県の千綿なのです。
単純に僕がここの駅がとても好きだという理由なだけで、長崎にゆかりがあるわけではありません。
なので、セリフが標準語だったりして、もっと方言を使えたりしたらよりよくなるのになあと思ったりもします。
そういう諸々も含めて、もっと煮詰めて完成度を上げたい作品です。
ラストシーンは好きなので、もっとそこが生きるように、いつかブラッシュアップしたいですね。
2020.5『家中の栗』(オンライン)
出演 萩原あや/山下大貴/唐島経祐
『明日の同窓会』がやってみたら大変だったけど楽しかったので、もう一本作りたいと思ってやりました。
2014年に上演した『家中の栗』という3話からなる連作短編があるんですが、それの1話をオンライン用に書き直して作りました。
『明日の同窓会』のすぐ後に作ったんですが、ちょっとこなれてる感じがします(笑)
やっぱり経験って大事。とにかく作って作って作り続けないと(僕は)上手くコツが掴めないので。
基本うちの芝居は会話しているだけなので、Zoom演劇とは親和性があるといえばあるんですよね。
これからもちょいちょいZoom演劇も作ってYouTubeで公開できたらな、と思っています。
2020.3『第6回ぶどうギャル』(オンライン)
出演 関口祐香/木村晴香/西田えりか/山中祐里
これ、コロナ禍になる前から計画していたものです。
うちの作品をより多くの人に知ってもらうためにどうしたらいいかな、あ、そうだ、YouTubeだ!と安直に考え、過去作品をアップロードするだけじゃなくて、YouTube用に新作作ったらいいんじゃない?と思い、じゃあ、とりあえずやってみるかと作ってみた作品です。
よそに書き下ろした『第6回ぶどうギャル』という短編があったんですが、それを HallBorthers版として手を入れ、上演?録画?しました。
うん、まあ……これは映像作品なのか?芝居なのか?とよくわからない感じですね(笑)まあ、ジャンルで言うと映像作品なんでしょう。その割にはリアルなカフェというわけではないので、なんとも中途半端というか(笑)自分で作っておきながらなんだ、って感じですけど、でも、この間久しぶりに見ていたら、「まあ、これはこれで悪くないんじゃないの?」という気がしました。
舞台作品を収録したもの、というジャンルになるんでしょうか。
それだったらもっとしっかりセットとか組んで、照明入れてやったりしてもいいのかな、とも思いました。
女4人がマウンティングとろうとして、でもそんなのって必要なくない?と気づく短編です。僕、人の会話を盗み聞くのが好きなので(笑)、女子4人の会話を盗み聞くような作品が作れたらとイメージしました。
これはこれで、また今度やってみてもいいかなとも思います。
過去公演を振り返る第三弾は「公演」というかなんというか、というこの4つ。
2020.5『わたし、病気なんです』(公演中止)
出演 山下大貴/唐島経祐/木村晴香/関口祐香/山中祐里/西田えりか/武藤康弘/宮﨑楓

まあ、コロナでね、中止になってしまったんですけど、一応、稽古もしていたし、チラシもまいていたのでとりあえず載せておきます。
うーん、タイトル好きだったし、「面白そうなテーマなので観に行きます!」という声も多数いただいていたんですけどね……
だったら、劇場公演がぽつぽつ再開されだしてから、すぐさま上演すればよかったじゃん、って感じですが、この出演者の半数はコロナ禍の中で演劇活動自体ができていないので。
もう一度やるとしたら、また今のメンバーに合わせて書き直してからかな、とも思います。僕は役者それぞれに当てて書くいわゆる「あて書き」なので、人が変わると全然違ったものになってしまうんですよね。
あ、ちなみに主演の予定だった山下君は現在YouTuberとして活動中で、タイにいます。
この間チャンネル登録が2000になったって配信してましたね。よければ観て、そしてチャンネル登録してあげてください。
木村晴香もYouTubeチャンネルやってますので、こちらもよければどうぞ。
コロナは日常を大きく変えてしまいましたよね。
コロナのせいで離れてしまったメンバーはもう戻ってくることはないかもしれません。演劇っていうのは一度離れちゃうとそのまま遠ざかってしまうというパターンが非常に多い。
まあ、それだけ生活に必要不可欠ではない、ということなのかもしれませんが(悲しい)
それでも僕はずっとここにいて、コツコツと芝居を作り続けようと思っています。
たとえ世界が変わっても俺は変わらないぜ、みたいな。あ、なんかちょっと恥ずかしいですね、こういうの(笑)
2020年はコロナで激震が走って、人生が大きく変わった人はたくさんいると思います。僕もそうなるんじゃないかと思っていたんですが、結局、なんだかんだ昨年も11月に『親がバカだから』を上演しているし、年の開けた2月には『題名のない演劇祭』でも上演しているし、あ、普通に芝居してるやん、という感じなんです。なので、大きく変わったけど変わってない。それは変えない、芝居で生きていくんだ、という意志があったからかもしれませんが。
まあ、そういうわけで、僕は創作意欲が枯れない限りは25年でも30年でも劇団を続けていくと思うので、メンバーもそうだし、お客さんも、離れていっても何年後かにふらっと戻ってきたら「あら、まだやってた。」みたいな感じになればいいな、と思っています。そしてまた関わってくれたら嬉しいですね。
2020.5『明日の同窓会』(オンライン)
出演 唐島経祐/山中祐里/山下大貴/関口祐香/木村晴香/西田えりか/武藤康弘/宮﨑楓/萩原あや

『わたし、病気なんです』が中止になってしまい、このまま何もしないのもなあ、ということで急遽Zoomで一作品作ることにしました。
まあ、バタバタ作ったのでアラが(笑)
タイトルがね、僕的にはあまり好きじゃない。あ、いや、タイトルそのものは悪くないなと思っているんですが、内容をうまいこと象徴していないんですよね。
いずれ書き直して、作り直したらいいかなと思っています。この時に比べたらZoomも使い慣れてるし、パソコンのスペックも上がってるし(笑)
そうなのです、この時持っていたパソコン(デスクトップ)があんまり性能よくないので、編集にも苦労しました。
Zoomで録画したものをAdobe Premiere proで編集しているんですが、タイトル入れるのもカクカクしやがって大変な難作業でした(笑)
この一年でパソコンとか配信とか周辺機器とか、随分詳しくなったものです。
そういう意味ではコロナさまさまというか、コロナがなければリモートで稽古することも動画編集することもなかったのかな、と思うといいきっかけにはなりました(いや、コロナは全然よくないですけど)
僕も初めて、メンバーももちろん初めてなので、短い期間で手探りながらなんとか形にした感じですね。
それでもチャレンジしてよかったと思います。
この時やっていたからこそ、オンラインコラボレーション演劇祭に迷いなく参加することができたし、僕個人のことで言えば、講師をしている九州ビジュアルアーツ俳優学科でもコロナ禍の中、Zoom演劇で公演やったりもしました。この経験がなかったら学生に対して何も発表の場を与えてやることもできずオロオロしていたのかな、と思うと、何事もチャレンジが大切だなと思います。
あと、作品の舞台が「海に近い駅」として有名な長崎県の千綿なのです。
単純に僕がここの駅がとても好きだという理由なだけで、長崎にゆかりがあるわけではありません。
なので、セリフが標準語だったりして、もっと方言を使えたりしたらよりよくなるのになあと思ったりもします。
そういう諸々も含めて、もっと煮詰めて完成度を上げたい作品です。
ラストシーンは好きなので、もっとそこが生きるように、いつかブラッシュアップしたいですね。
2020.5『家中の栗』(オンライン)
出演 萩原あや/山下大貴/唐島経祐
『明日の同窓会』がやってみたら大変だったけど楽しかったので、もう一本作りたいと思ってやりました。
2014年に上演した『家中の栗』という3話からなる連作短編があるんですが、それの1話をオンライン用に書き直して作りました。
『明日の同窓会』のすぐ後に作ったんですが、ちょっとこなれてる感じがします(笑)
やっぱり経験って大事。とにかく作って作って作り続けないと(僕は)上手くコツが掴めないので。
基本うちの芝居は会話しているだけなので、Zoom演劇とは親和性があるといえばあるんですよね。
これからもちょいちょいZoom演劇も作ってYouTubeで公開できたらな、と思っています。
2020.3『第6回ぶどうギャル』(オンライン)
出演 関口祐香/木村晴香/西田えりか/山中祐里
これ、コロナ禍になる前から計画していたものです。
うちの作品をより多くの人に知ってもらうためにどうしたらいいかな、あ、そうだ、YouTubeだ!と安直に考え、過去作品をアップロードするだけじゃなくて、YouTube用に新作作ったらいいんじゃない?と思い、じゃあ、とりあえずやってみるかと作ってみた作品です。
よそに書き下ろした『第6回ぶどうギャル』という短編があったんですが、それを HallBorthers版として手を入れ、上演?録画?しました。
うん、まあ……これは映像作品なのか?芝居なのか?とよくわからない感じですね(笑)まあ、ジャンルで言うと映像作品なんでしょう。その割にはリアルなカフェというわけではないので、なんとも中途半端というか(笑)自分で作っておきながらなんだ、って感じですけど、でも、この間久しぶりに見ていたら、「まあ、これはこれで悪くないんじゃないの?」という気がしました。
舞台作品を収録したもの、というジャンルになるんでしょうか。
それだったらもっとしっかりセットとか組んで、照明入れてやったりしてもいいのかな、とも思いました。
女4人がマウンティングとろうとして、でもそんなのって必要なくない?と気づく短編です。僕、人の会話を盗み聞くのが好きなので(笑)、女子4人の会話を盗み聞くような作品が作れたらとイメージしました。
これはこれで、また今度やってみてもいいかなとも思います。
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
http://hallbros.blog.fc2.com/tb.php/1171-d537346f